2022年5月の視察事業/日本初の高層純木造ビルを見学

日  時  2022年5月27日(金)午前(3回に分け開催)

① 10時~ ② 10時30分~ ③ 11時~ (約1時間)
会  場  横浜市中区弁天通2-22 大林組「OYプロジェクト」建設地

定  員  各回 20人(1社2人まで)


「林業活性化の一助に」/国内初 高層木造ビル見学会

 神奈川政経懇話会は27日、日本初となる純木造の高層ビル「ポートプラス」の見学会を開いた。柱や梁(はり)、床、壁などの主要構造部はすべて木材で、最先端の独自技術で耐火性や耐震性も備えたビル。2千立方メートル近い木材を使用し、約1650トンの二酸化炭素(CO2)を封じ込めている。
建設した大林組の瀨古口芳実横浜支店長は「SDGs、脱炭素社会に向けて何ができるかを考え、この建物ができた。温暖化防止に向け、林業の活性化の一助になれば」と話した。
同社が次世代型の研修施設として建設した地上11階、地下1階建て(延べ床面積約3500平方メートル)。建物内は木の香りが漂い、木目や植栽などを生かして研修生の五感を活性化できる工夫もあり、参加者らは熱心に見学していた。
ポートプラスは港ヨコハマで情報が行き交う拠点として、また木造ビルが街にプラスに働くことを願って命名したという。

 

柱・梁・床・壁などの主要構造部をすべて木材とする日本初の高層純木造耐火建築物が大林組により横浜市内に建てられました。テレビなどで紹介されている注目の11階建て次世代型研修施設を見学させていただきます。

温室効果ガス削減のための森林機能の活性化を目指して、木造建築物の耐火、耐震化を可能にした同社の技術や理念、今後について説明を受けます。